調剤薬局で働く薬剤師のブログ 不眠解消・睡眠薬のメラトニンとロゼレム

こんにちは。Pharmacist Masterです。

 

本日も調剤薬局で働く薬剤師のブログを更新してまいります。

 

本日は、眠剤について記事にしたいと思います。睡眠薬ですが、効果の強いものからマイルドなものまで、また効果が弱いものまで多岐にわたりますね。眠ることができないというのは、人間の持つ悩みの一つなのですよね。

 

 

以前、デートドラッグとして悪用されているフルニトラゼパムについて記事にしました

pharmacistmaster.hatenablog.com

 

本日は、このブログの管理人である私も服用したことがある眠剤について記事に致します。

以前ブロチゾラムレンドルミン)についての記事を書かせていただきました↓

 

皆さんは、メラトニンってご存知でしょうか?アメリカでは手軽にドラッグストアで購入することができます。3ドル~5ドルぐらいです。日本では、未認可のサプリメントです。

メラトニン 調剤薬局で働く薬剤師のブログ

メラトニン

上図のメラトニンは、昨年米国に出張した際に、ターゲットで3ドルぐらいで安売りしていたものを購入いたしました。私は、このメラトニンをほぼ毎日服用しております。

以前、3年間ぐらい駐在員として米国と英国で仕事をしていたことがあり、その時から服用しております。現在、日本からでもネットで購入することはできます。(購入制限はかかってきますけれども・・)

メラトニンの作用メカニズム

メラトニンですが、もともと動物の体内に存在するホルモンです。メラトニンメラトニン受容体に作用して効果を発揮するのですが、メラトニンに関しては、体内合成量がそのままメラトニンの効果(眠気)につながることがポイントです。メラトニンアミノ酸であるトリプトファンからステップを得てメラトニンと変換されるのですが、メラトニンが不足気味と感じ、トリプトファンサプリメントを摂取すれば良いか?といえば決してそうではないようです。メラトニンが不足しているのであれば、起床後朝日をしっかり浴びて、夜メラトニンが多く分泌できる状態を心掛けてみてください。だんだん眠くなると思います。

 

メラトニンのポイント★

1)体内合成量がそのままメラトニンの効果(眠気)につながる
2)起床後朝日を浴びると夜多く分泌する

 

メラトニンは日本では未認可ですが、メラトニンと非常によく似た作用を示すロゼレムという医薬品がございます。ロゼレムについても取り上げてみたいと思います。

 ロゼレムの服用について

ロゼレム(一般名:ラメルテオン)は、人間の体内に存在する”メラトニン受容体”に作用して効果を発揮する睡眠薬という位置づけになります。ロゼレムは、体内時計のリズムを整えているメラトニンというホルモンに働きかけることで睡眠を促す睡眠薬ですので、強制的な睡眠効果はありません。


メラトニンは人間の体内でその量が昼夜で変動し、夜間に増加して明け方に減少していく体内動態をとります。

 

この医薬品であるロゼレムは、メラトニンが作用する受容体に作用して、メラトニンのように働き、自然な睡眠を促していくお薬になります。

 

メラトニンが日本で認可されないのはなぜでしょうか??という疑問がわいてきませんか?ロゼレムはメラトニンのように働くのであれば、メラトニンを服用すればよいことだと思うはの、私だけでしょうか??

 

この理由は、また別の機会に記事にしたいと思います。

 

不眠障害を抱えている方は、重度の不眠障害であることが少なくありません。メラトニンやロゼレムを服用した程度で改善されるわけはありませんので、精神科の受診をお勧めいたします。精神科も玉石混合ですので、良い精神科・良くない精神科についても、今後記事にしたいと思います。

 

 本日の記事は、こちらのお薬の使い方に関するサイトを参考にしております↓

yakuzaishi.icu

 

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次の記事も是非読んでくださいね。