調剤薬局で働く薬剤師のブログ バファリンでダイエット・脂肪燃焼効果
こんにちは。Pharmacist Masterです。
本日も調剤薬局で働く薬剤師のブログを更新してまいります。
身近な医薬品のあっと驚く効果をご紹介いたします。
皆さん(わたしも特にですが・・)気になる、ダイエットに効果のあるお薬について、ご紹介いたします。
前回の記事はこちらです↓
pharmacistmaster.hatenablog.com
pharmacistmaster.hatenablog.com
誰もが服用したことがある、身近にある医薬品の意外な効果を記事に取り上げていきます。トップバッターは、誰もが一度は服用したことがある医薬品です。バファリンです↓
バファリンと言えば、頭が痛い時、歯が痛い時など、痛みが苦しい時に飲むお薬ですよね。バファリンには消費カロリーをアップさせる効果もあるのです。
バファリン(アスピリン・主成分:アセチルサリチル酸)の一般に知られている効果と、あまり知られていない効果を確認してみましょう。
バファリンの効能・効果
- 解熱鎮痛や消炎効果として、一日300mg~1000mg程度服用します。
- 血液サラサラ効果としては、一日100mg程度服用します。
- 消費カロリーアップ効果は、一日100mg~150mg程度服用します。
このバファリン、実は・・・
大量に服用するとダイエット効果はなくなり、解熱鎮痛や消炎効果が主として発揮されます。バファリンは、用量で効果が変わるちょっと変わった性質があるのです。
ちなみに、一日2000mg以上になると、リュウマチに対して効果がはっきされるようになります。(リュウマチには、メトトレキサートなどのもっと良いお薬がありますので、そちらを第一選択とします)
バファリンの脂肪燃焼効果
さて、お待ちかねの、ダイエット薬としてのバファリンです。
バファリンを一日100mg~150mg程度(OTCバファリンですと、1錠です)服用すると、消費カロリー・代謝力が7~10%程アップすることが報告されています。運動を併用すると、この効果はより効果的に働きますよね。
アメリカは肥満大国です。ですのでダイエットサプリメントなどは、山のように売られています。(サプリメントやダイエット薬の効果をうわ回る勢いで、脂っこいものやハンバーガー、ポテトやジュースなどをむさぼっていては、そりゃ太りますけれども・・)
アメリカでは、バファリン(アスピリン)のダイエット効果は周知であり、もはやダイエットサプリメントに通常配合されているほどです。バファリンのほかに、カフェインなどもダイエットサプリメントに配合されていますが、このお話は今度記事にいたします。
そういえば、ダイエット中は、脂肪が遊離して血中に溶けだすことが多いです。そうりゃそうですよね。体の余分な脂肪を燃焼させるわけですから・・・そんな時、アセチルサリチル酸の血液サラサラ効果が血管や心臓へのダメージを軽減してくれるというわけなんです。
脂肪燃焼を助けてくれて、血中のドロドロを解消してくれるバファリン。
なんとも都合の良い身近な医薬品ですね!
最新のバファリンにご注意
バファリンは、一回の使用量で薬効が変化するちょっと変わった医薬品なんですよね。
このバファリンの脂肪燃焼効果です、最近のバファリンルナやバファリンプレミアムにはない効能効果なんです。最近のバファリンルナ・バファリンプレミアムは、主成分がイブプロフェンであり、「アセチルサリチル酸」ではないのですよね・・
その点だけ、ご注意くださいね。
本日の記事は、こちらのお薬の使い方に関するサイトを参考にしております↓
本記事が、皆様のお役に立てれば、とてもうれしいです。
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